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ワードを4分割したテンプレートには表を利用!好きな数に分けて作成可能

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ワード初心者

ワード初心者

ワードのページを4分割したテンプレートって自分で作れる?

ワードのテンプレートを探してみたけど、自分が使いたい4分割のテンプレートは見つからないんだよね。

ワードのテンプレートは自分でも簡単に作れるよ!

自分で作れば4分割以外の数にも分割できるし、好きなレイアウトで作成可能だね。

Dr.オフィス

Dr.オフィス

ワードで4分割などの分割したページを作成したいときは既存のテンプレートを利用する以外に、自分で作る方法もあります。

ワードで4分割した文書のテンプレートを作成するポイント
  1. 作成したテンプレートの保存は「Wordテンプレート」の形式で行う
  2. ページを分割するためには「表」を使う
  3. 分割した表の大きさを変えずに文字を打つには「テキストボックス」を使用する

ワードを使い続けて10年以上の私が、ページを4分割したテンプレートの作り方と保存方法について解説していくよ。

Dr.オフィス

Dr.オフィス

自分でテンプレートを作成すれば、4分割だけでなく3分割や6分割など好きな数にページを分割することができるので、既存のテンプレートを使用するより自由に分割できるというメリットもあります。

ワードで表示されている画面を分割する方法については≫ワードを分割する方法で詳しく紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。

※本記事は『OS:Windows11』画像は『Excelのバージョン:Microsoft365』を使用しています。

ワード文書を4分割してテンプレートを作るメリット

4分割したワードの文書は、普通に文書の保存を行ったものを毎回コピーして使うという方法もありますが、コピーをし忘れて上書き保存してしまうこともあります。

ワードで作った4分割の様式をテンプレートとして保存しておけば、誤って上書き保存することを防ぐことが可能です。

4分割したワード文書をテンプレートの形式で利用した場合は、間違って上書き保存のアイコンをクリックしても上書き保存されず、名前を付けて保存する画面が開くようになっています。

4分割したワード文書をテンプレートとして使う手順

ワードのページを4分割して作成した文書をテンプレートとして使うためには、通常の「保存」ではなく「テンプレート」の形式で保存する必要があります。

テンプレートの形式で保存しておけば、ワードの新規文書作成画面からテンプレートを選択できるようになります。

4分割したワード文書をテンプレートとして保存する

4分割したワード文書をテンプレートとして使うためには、テンプレートの形式で保存するだけでなく、テンプレートの一覧に表示できる場所への保存が必要です。

  1. STEP

    ワード画面で「ファイル」タブを開く

    ワードの画面にある「ファイル」タブをクリックします。

  2. STEP

    名前を付けて保存を選択

    ホーム画面のメニューから「名前を付けて保存」を選択してください。

  3. STEP

    4分割のテンプレートを保存する場所を指定する

    「名前を付けて保存」のメニューが開くので、下記の手順でファイルの保存場所を指定します。

    1. 「このPC」をクリック
    2. スクロールバーを下に動かし「Officeのカスタムテンプレート」を選択
  4. STEP

    テンプレートの形式を選択する

    保存場所を指定したら、下記の手順でファイルの名前や形式を設定しましょう。

    1. ファイル名を入力する
    2. プルダウンをクリック
    3. 「Wordテンプレート」を選ぶ
  5. STEP

    テンプレートの保存を行う

    保存場所やファイル名、保存形式に間違いがないか確認し「保存」をクリックして完了です。

保存したワードテンプレートの使い方

ワードのテンプレートを使用するときは文書を「開く」のではなく、新規作成画面でテンプレートを選択します。

  1. STEP

    ホーム画面でテンプレートを選ぶ

    ワードのホーム画面で「その他のテンプレート」をクリックしてください。

  2. STEP

    「個人用」から使用するテンプレートを選択

    テンプレートが表示されるので、下記の手順で使用するテンプレートを選びましょう。

    1. 「個人用」をクリック
    2. 表示されたテンプレートから使いたいものを選択
  3. STEP

    テンプレートが開く

    テンプレートが表示されます。

表を使ってワードページを4分割した線を引く方法

ワードでページを4分割したテンプレートを作成する場合は、表を使うと均等に分割することが可能です。

  1. STEP

    分割したい数でワードの表を作成する

    ページを分割するため、下記の手順で表を挿入してください。

    1. 「挿入」タブを開く
    2. 「表」をクリック
    3. 2行×2列分の四角をドラッグで選択する
  2. STEP

    ページの下側まで表を広げる

    挿入した4分割の表の下側の線をドラッグし、ページの1番下まで線を引っ張ります。

    線を引っ張りすぎると次のページにはみ出してしまうので気を付けて!

    表示を縮小してページ全体が見えるようにすると調整しやすいよ。

    Dr.オフィス

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  3. STEP

    行の高さをそろえる

    ページいっぱいに表を広げたら、下記の手順で4分割したセルの大きさをそろえましょう。

    1. 4分割したセルをすべてドラッグする
    2. グレーになった部分で右クリック
    3. 「行の高さを揃える」を選択

    列の幅が整っていないときは列の幅も調整しよう!

    右クリックして「列の幅を揃える」を選べば横幅が均等になるよ。

    Dr.オフィス

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  4. STEP

    ワード文書の4分割が完了

    ワードのページが4分割されました。

  5. STEP

    段落の設定を変更して余分なページを消す

    表を挿入してワードのページを4分割すると、次のページに消えない空白ページができてしまいます。

    空白ページがあるとテンプレートを使うときに、毎回空白のページが邪魔になってしまうので消しておきましょう。

    空白ページの先頭にカーソルを合わせて右クリックし「段落」を選んでください。

  6. STEP

    空白ページの段落の行間を狭くする

    段落の設定画面が開くので、下記の手順で行間を狭くします。

    1. 「インデントと行間隔」タブを開く
    2. 「行間」を「固定値」にして「間隔」を「1pt」にする
    3. 「OK」をクリック
  7. STEP

    空白ページのフォントを小さくする

    段落の幅を狭くしたら、フォントも小さくします。下記の手順で設定を行ってください。

    1. 空白ページの先頭をクリックしてカーソルを合わせる
    2. 「ホーム」タブを開く
    3. フォントサイズに「1」を入力する

    文字のサイズはプルダウンでは「8」までしか選べなないため、直接数字を入力してEnterキーを押しましょう。

  8. STEP

    4分割したワードのテンプレートが完成

    空白ページが消えて4分割したワードのテンプレートの完成です。

    テンプレートの形式で「Officeのカスタムテンプレート」への保存を行ってください。

表と「行の高さを揃える」「列の幅を揃える」を使えば、4分割だけでなく3分割や6分割、8分割のテンプレートを作ることも可能です。

分割したテンプレートに文字を入力するならテキストボックスを活用

ワードの表を使って分割したテンプレートでは、表の中に長い文章を入力するとセルの幅が広がってしまうことがあります。

長い文章を入力してもセルが広がらないようにするには、テキストボックスを使用してください。

  1. STEP

    ワードのテキストボックスを作成する

    表で4分割したテンプレートに、下記の手順でテキストボックスを挿入します。

    1. 「挿入」タブを開く
    2. 「テキストボックス」をクリック
    3. 「横書きテキストボックスの描画」を選択
  2. STEP

    テキストボックスの大きさを決める

    十字のカーソルが表示されるので、表の左上から中央までドラッグし、4分割されたセル1個分と同じ大きさのテキストボックスを作成しましょう。

  3. STEP

    テキストボックスをコピーする

    テキストボックスをクリックすると周囲に丸いマークが表示されるので、その状態で右クリックし、テキストボックスのコピーを行ってください。

  4. STEP

    他のセルにテキストボックスを貼り付ける

    テキストボックスが入っていないセルの中で右クリックをし、先ほどコピーしたテキストボックスを貼り付けます。

  5. STEP

    テキストボックスを動かしてセルの中に収める

    貼り付けたテキストボックスが4分割したセルからずれている場合は、矢印が書いてある方向キーを使い調整しましょう。

    残りの2つのセルにも同様にテキストボックスを貼り付けます。

  6. STEP

    テキストボックスにリンクを入れる

    4分割のテンプレートにテキストボックスを挿入したら、下記の手順でテキストボックスにリンクを設定していきます。

    1. 1番目に設定したいセルをクリックして選択する
    2. 「図の書式」タブを開く
    3. 「リンクの作成」を選ぶ
    4. 2番目のセルにカーソルを近づけるとコップを傾けたようなマークが表示されるのでクリック

    「リンクの挿入」をクリックしても、カーソルを動かすまでコップのマークは表示されません。カーソルを動かすと表示されるので、何度もクリックしないように気を付けてください。

  7. STEP

    4分割されているすべてのセルをリンクでつなぐ

    次に2つ目のテキストボックスをクリックして、2つ目から3つ目にリンクを設定します。

    1つ目→2つ目、2つ目→3つ目、3つ目→4つ目とすべてのテキストボックスがつながるようにリンクを作成してください。

  8. STEP

    自動で次のセルに進むテンプレートの完成

    4つに分割されたセルに自動で文字が入力されるテンプレートが完成しました。

テキストボックスの枠線は初期設定では黒く表示されています。

テキストボックスの枠線が不要なときは「枠線なし」で線を消してください。

ワードのページを分割したテンプレートに関するQ&A

Q

表を使ったテンプレートは何分割まで作れますか?

A

表の挿入画面では8行×10列までの表を作成することができ、さらに追加で行の挿入や列の挿入もできるため、さらに細かく分割可能です。

Q

表で4分割したワードページは印刷しても均等ですか?

A

上下左右の余白を同じ広さにし、行と列の幅をそろえた表で4分割した場合は印刷でもほぼ均等です。

プリンターによっては数ミリ中心がずれて印刷される場合があるので、その場合は余白を調整してください。

ワードの4分割ページはテンプレート化しておくと便利

ワードを4分割して使う場合は、作成した文書をテンプレートとして保存しておくと次に使うときに楽になります。

ページの分割自体は表を使えば簡単ですが、文字を入力したいときはテキストボックスの挿入やリンクの作成などの設定が必要です。

ワードでページを4分割したテンプレートを作成するポイントについておさらいしましょう。

おさらい
  • 作成したテンプレートは「Wordテンプレート」の形式で保存する
  • ワードの「表」を使えば好きな数にぺージを分割できる
  • 「テキストボックス」と「リンク」の設定で分割したセルが広がらないテンプレートが作れる

自分でテンプレートを作るのは面倒だと感じるかもしれませんが、他の人が配布しているテンプレートの中から使用目的に合ったテンプレートを探すのは意外と大変です。

自作のテンプレートなら分割の数や方向も自由に設定することができるので、ぜひチャレンジしてみましょう。

ワードの画面を分割して表示する方法については≫ワードを分割する方法で詳しい手順を紹介しています。そちらも合わせてご覧ください。

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